腐的萌語徒然日記+日常

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時をかける少女 2006年アニメ感想

ジパングから始まり、時空越えがマイブームになっているので、気になって観た作品が、こちら、「時をかける少女」2006年アニメ版。

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本当は昔の・・・昭和の香りのする原田知世さんの「時をかける少女」が観たかったんですが、近所のレンタル店にはおいてありませんでした。

原田知世さんの、当時、凄く流行ってたと思います。

 

1983年か~私、まだ10歳になってもないから、観ても解んなかっただろうな~www

でも生きてましたよ、ショーワの人間です~。

 

最近アニメ化してたよね?と思ったら2006年!!じゅ・・・じゅういちねんまえ・・・・そんなに昔でしたか、ビックりしました。

最近のアニメは出来がいいので、あまり年代差を感じませんね?

え?そう思うのは私だけでしょうか??

流石に「妖怪人間ベム」は「古い~」って感じるんですが?(最近50周年記念でアニメ放映されてますねww)

 

時をかける少女」これ、原田知世さんの役だった、主人公和子の姪って設定らしいですね。和子!KAZUKO!!ヒロインの名前がカズコなんて・・・今は流石に考えられませんね~。私が小学5・6年の頃、学研という雑誌で「日本で多い名前ランキング、女子の部」で一位だったのが「和子」でした。なんでそんなの覚えてるかというと、カズコって読めなかったんですよ~!当時、5・6年生だったにも関わらずwww

「わこ?じゃないよね?」ずーーとしばらく謎のままでした。(早く調べろよといいたい・・・アホだからね、しょうがないの)

ずっとしばらくして「和子=カズコ」と知り、「なるほど!!」と思ったのでありました。

つまり、私と同世代の女性の一番多い名前は和子らしいんで、当時のヒロインとしては妥当だったんじゃないでしょうか?

 

この作品、酔っ払って観たときは主人公の自己中心性にイラつき・・・途中(千昭が告る所をなんどもやり直す所で我慢できなかった)で観るのをやめました。

後日、素面の時に観たら、「まぁ、面白いんじゃない?酔っ払ってると理性ないから許容範囲狭いな~~」と反省しました。

で、本日3回目を観た感想「酔っ払った時のプリミティブな感覚が正しい!」でした。

 

胸糞悪い~~!!

 

すみません、おばちゃんがみる映画じゃなかったよ・・・

これ思春期のセンサイな子がキュンキュン・トキメキながら観るか、すべてを超越したおじ様が「若い子可愛いな~♥♥」って観る映画で、ヒューマニスト気取ったおばちゃん(つまり・・女を捨て男性的性質を形成せざる得なかった)が共感できる映画じゃありませんでした~!!

 

主人公が千昭に告られたとき、心の準備ができていなかったため、何度でもやりなします。同じように、プリンを食べるとき、鉄板焼きを食べるとき、カラオケを楽しむときなど、自分が楽しむためにはどーーしようーーもないことで何度も戻ります。

しかし、自分がやり直したせいでてんぷら鍋を発火させてしまった高瀬くんが暴走する時は千昭の為には戻りますが、高瀬くんの為には戻りません。

 

高瀬君ね、どうでもいいの。

 

自分が発火させた時、消火してくれたのは高瀬くんなんだよ?

それなのに未来がわかってるのに、同じように発火したとき、自分は鍋の蓋を盾にガードして逃げているだけだった。

 

なんだよそれ?

高瀬くんは自分が発火させてしまって、パニックになってしまい、上手く消火器を使えず、クラスメイトと先生にぶっかけてしまい、それが原因でいじめにあいます。

それは主人公である真琴のせいだと思うんだけど~?違うのかね??

なんでやり直さないのそこは??と私は問いたい。

 

「千昭に告られたときに何度もやり直しちゃう真琴が可愛い♥どうしようもないことでやり直しちゃう真琴可愛い♥♥」

って私も言いたいですよ~。

でもね、高瀬君の為には一回も戻ろうとしない真琴が、自分はどうしても共感できないんです。魅力を感じない。

 

まぁ、このお話しは真琴のお話しなんで、高瀬くんはやられ役のモブなんで、どうでもいいんですかね??

 正直、この映画をイラつかずに観れる人間にもイライラしますわ。

高瀬くんに関する解釈はどうなんですかね?「あれはモブだし、ぶさめんだからね、しょうがないんだよ」ってはっきり言ってくださいよ。

無かったことにしてる・見なかったことにしてる人間にムカつきます。

 

胸糞悪い。

私にとっては「ムカデ人間」より胸糞悪い映画でしたわ~!

 

☆追記☆

と、まぁ、散々無責任に言いたい事言ったらスッキリしまして、ごめんなさい。「真琴可愛い~!!」って観る人が正解!!それでいいと思います!!ショーワの・・・押しつけられたヒューマニズム押し付けてしまってごめんなさい。

 

真琴は真琴のしたい事だけをすればいいと思う。

 

高瀬君はね、真琴が気にならないのなら気にすることじゃない。そんな風に似非ヒューマニズム押し付けてたら、ダメなんだよ。

真琴がてんぷら油を発火させた時は高瀬くんがそれを消火器で止めてくれました。

しかし、真琴がタイムリープして高瀬くんとポジションを変わったことで、高瀬くんが発火させてしまった時、高瀬くんは焦って消火器をうまく使えず、加藤君とその友達、そして先生にまき散らしてしまい、それが原因でイジメにあってしまいます。

じゃ、高瀬くんはどうすれば良かったのかというと、発火させてしまった場合は真琴の時のようにへたりこめば良かったんです。

無理して自分で消そうとしたのが間違いだった。

出来ないことは出来ない。無理しないでいいんです。

もし、高瀬くんがヘタってしまっていたら、加藤君が消火器キメルんですよ!そんでヒーローになって、モテモテ!!という選択肢もあったんですわ。

それを全部自分ひとりでやろうとした高瀬くんがアカン。

弱さをさらけ出してもいい!周りに素直に頼るのが平成の生き方なんだと思うんですよ!

 

それじゃ高瀬くん、この物語の中では救われないじゃない??酷くない?

 

誰かそう思って下さったら、それだけでいいんだと思います。

 

大丈夫、高瀬くんの声優さん、実は「もののけ姫」のヒーロー、アシタカ役の方なんですよ~。「ときかけ」の中では切ないモブさんですが、別の物語ではちゃんとヒーロー張ってますから!!!しかも、男も惚れさすようなスーパーヒーロー!!!アシタカみたいにイケテルキャラクター他に存在しないんじゃないかと思えるくらいカッコいい!!私もアシタカになりたい~~!!!って思えるような!!!!

アシタカが高瀬くんなら・・・・時には救われないときがあってもいいんじゃないでしょうか?

 

そんな感じで物事、帳尻あってるんじゃないのかな~、そう思えるようになりました。

そういう訳で現在の自分が「私が高瀬くんじゃーー」と思っても、「高瀬くんは別次元ではアシタカなんじゃーーーー!!!」と、怒らないで頑張って行こうと思います!!

 

また一つ、成長できた気がします!(^^)!

ありがとうございました~!!!