腐的萌語徒然日記+日常

現在、嫁募集中!

新月の晩に蛍

5月15日(火)

新月の晩、蛍を見ました~。

 

うちは田舎なので、歩いて10分ぐらいの所に里山があり、そこでは毎年この時期になると蛍を見ることが出来ます。

 

見ることができるといいましても、2~3匹が細々と飛んでいるだけなので、宝探しのように目を凝らさないと見つけれませんww

 

そばにある街路灯のほうが明るいので、間違って街路灯に行くような蛍もいるのかなぁ~二次元にしか恋できない人間になっちゃうみたいに・・・とか考えてみたりしております。

 

昔はそういうの無かったから

街路灯の明かりとか

二次元のトキメキとか

リアルだけ

生物学的に間違いはなかったんだろうけど・・・

 

蛍的には昔のほうが良かったに違いませんが、人間はそうとも限らないのが凄いですよね~。

 

蛍とみると、映画「蛍の墓」を思い出します。

蛍の墓」は私のマイベストシネマのベスト10にランク入りしているのですが、不思議な作品ですよね~。

 

あの映画、はじめに見たときは「戦争、ひどい!悲しい!!」(月並みな感想)

二度目に見たときは「あ~資本家のお嬢さんたち、ちゃっかり避難してんじゃん!(ラスト)戦争と資本家の関係を揶揄してた映画やったんか~」(ちょっと社会派ぶってみた)

 

そして三度目に見たときの感想・・・

「清太さん、モンペもといモンブラやったんか(驚愕)・・・節子が死んだの清太のせいじゃん・・・」

 

一つの映画でこれだけいろいろな解釈になったのは、この映画が初めてかなぁ~。

いろんな年代で見たから、解釈もいろいろになったんだなぁ~と思います。

 

はじめてみた時、10代。

二度目に見た時、20代、最後に見たのが30代後半、いろんな世代で見ることが出来るっていうのが、やっぱり凄いなぁ~と思います。

 

清太さん・・・自分のした罪に気づくまで、あの煉獄列車に乗って過去の自分を見に行かなくっちゃいけないんでしょうかね?

残酷ですよね・・・。

 

平成の世なら妹思いのちょっとブラコンなお兄ちゃんだったハズなのに、過酷な状態になってしまったためにモンブラになってしまった清太さん。

自らの未熟さに気づけず、プライドとマチズムに固執して、妹を守るために何をしたら良いのか判断を間違えてしまった清太さん。

それは清太さんだけの罪じゃないと思うんだけど、罪は罪になるのかな・・・。

そして、自らの罪に気づけないと成仏できないのかな?

 

自分も同じように気づけない罪を犯してるんじゃないかとか、考えてしまいます・・・。

 

最近は巷で清太さんの罪がうたわれているので、それで罪が浄化されてるんじゃないかと思ってます!

 

清太さんは節子と成仏できたぞ~!

大丈夫~!!

 

あ、なんか妄想とは関係ない、しんみりした話題になっちゃいましたね?

すみません~(*´Д`)